【職業別-債務整理の手続き】フリーター・アルバイト・無職

フリーターやアルバイト、無職でも債務整理できる?

オススメの方法と注意点をあわせてご紹介!

「債務整理したいけど、フリーターでも大丈夫なのかな」

「体を壊して無職で収入がないから、借金の負担を減らしたい」

借金で苦しくなってくると、どうにかして負担を軽くしたいですよね。特に、フリーターやアルバイトで毎月の収入が安定しなかったり、無職で収入がなかったりする状態なら不安なことも多いと思います。

そこで、もしあなたがフリーターやアルバイト、無職でも債務整理ができるのか。できるとしたらオススメの方法はあるのか。注意点と一緒に見ていきましょう。

1.【結論!】フリーターやアルバイトであっても債務整理はできる!無職でも大丈夫!

結論から言うと、フリーターやアルバイト、無職であっても債務整理はできます。

債務整理は、借金を整理するときに使われる手続きをまとめて表したもので、おもに自己破産・個人再生・任意整理の3つの方法があります。

それでは、どういう場合にどの債務整理の手続きを選べばよいのか。次で見ていきましょう。

2.フリーター・アルバイトの債務整理

(1)収入と比べて借金が多く、返せる見込みがない場合

フリーター・アルバイトの人は、一般的には毎月の収入が低かったり安定していなかったりすることが多く、状態で多額の借金を抱え込んでしまうと、返済が不可能になることもあると思います。

そんなときは、自己破産を選ぶとよいかもしれません。自己破産は、財産を処分する必要があるなど、生活への影響は大きいですが、多額の借金であっても原則として全額免除されるため、比較的収入が低く不安定なフリーター・アルバイトであっても返済に追われる日々から解放されることになります。

(2)収入と比べて借金が多いけど、少しなら返せそうな場合

収入と比べて多額の借金を抱え込んだとしても、ある程度まで借金が減額できれば払えるという人は、個人再生がよいでしょう。

個人再生も自己破産と同じで生活への影響は大きいですが、家や自動車といった財産を残せたり、借金の元金を大幅に減額したりすることが可能です。借金の額にもよりますが、最大で10分の1程度まで元金を減らすことができます。

(3)今の収入で返済していきたいけど、負担を減らしたい場合

借金額も多くないし頑張って返済できそうだけどちょっと負担になってきた、という程度であれば、任意整理がオススメです。

任意整理は、基本的には元金の減額はなく、利息や遅延損害金をカットする手続きですが、生活への影響が小さく、多くの人が借金を整理するときに任意整理を選択します。

収入が比較的低かったり不安定であったりしても、返済できそうなことが証明できればよいため、頑張れば返せそうなら、一度業者と交渉してみる価値はあるでしょう。

3.無職の債務整理

(1)周りにバレたくない場合

無職ということすでで引け目を感じていて、さらに債務整理をしたことが周りに知られるのは恥ずかしいからどうしても避けたいという人もいらっしゃると思います。

そのように、できるだけバレない方法で債務整理したいという人には、任意整理がオススメです。

自己破産や個人再生でもバレることは少ないですが、裁判所を介しておこなう手続きであることから、国の機関紙である官報に情報がのってしまうため、その分バレるおそれが多くあります。

(2)収入がない場合

収入がなかったとしても、債務整理をすることが可能です。

この場合、さらに2つの状況でオススメする債務整理の方法が変わってきます。

ア.自分に収入はないけど、親族などに支援してもらえそうな場合

収入がなくても、家族に借金のことを話したら支援してくれそうなときは、任意整理がオススメです。

任意整理は借金の負担はそれほど多く減らせませんが、生活への影響が少ないため、実際に多くの方が任意整理を選択しています。

イ.収入がなく、誰かに頼ることもできない場合

収入がなく、返済も不可能なくらいに借金が膨らんでいて、親族などにも支援を求められそうにないようであれば、自己破産がよいかもしれません。

自己破産は、財産を処分する必要があるなど、生活への影響は大きいですが、借金の全額を免除することが可能です。

(3)ある程度の収入がある場合

無職であっても(この場合、無職といえないかもしれませんが)、いわゆる不労所得があるという人もいらっしゃると思います。

そのような場合で、借金額もあまり多くない場合は、任意整理がよいかもしれません。返済できそうなことが証明できればよいため、ある程度の収入があれば和解できる可能性が高くなります。

3.あなたの状況次第では別の方法をとった方がよいことも

これまでご紹介してきた選択肢は、あくまで一例です。あなたの借金の状況次第では、別の債務整理の方法をとった方がよいこともあります。

また、債務整理に関連して過払い金請求という方法もあります。あなたに最適な借金整理をするためにも、一度専門家に相談することがオススメです。

4.まとめ

  • 収入が無い・不安定でも自己破産・個人再生・任意整理といった債務整理ができることも。
  • 状況によって最適な債務整理の方法は異なる。
  • あなたの状況に合った借金整理をするためにも、専門家に相談するのがオススメ。

「収入状況なども考慮した上で、最適な方法を提案してほしい」

「できる限り負担が少ない債務整理をしたい」

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