「毎月の支払いを一定に抑えられる」「家計管理が楽になる」——。 クレジットカードのショッピングリボ払いは、一見すると家計の味方のように思えます。しかし、そこにはキャッシングよりもさらに巧妙で、気づきにくい「大きな落とし穴」が掘られています。
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■ ショッピングリボ特有の「低すぎるハードル」と「甘い罠」
一般的に、キャッシングのリボ払いは元金の3~4%程度が月々の支払額として設定されることが多く、また年収の3分の1を超える貸付を制限する「総量規制」も適用されます。そのため、支払いの目安が図りやすく、それほど多くの借入れが増えてしまう方は以前に比べて少なくなってきています。
一方で、ショッピングリボは「月々5,000円から」など、キャッシングに比べてさらに低く、無理のない金額設定が可能になっていることが多々あります。さらに、ショッピング枠は利用枠も比較的甘く設定されやすいため、利用者は「まだ枠があるから大丈夫」と、借金をしているという自覚がないまま、無意識に買い物を続けてしまいます。
■ 「家計は正常」という恐ろしい錯覚
ここが最大の落とし穴です。 日常の食費や日用品をリボ払いにしていると、実際の支出が収入を上回っていても、通帳から引き落とされるのは「設定した一定額」だけです。
家計の通帳にはリボ払い分の負担しか見えないため、実際には生活費以上の買い物をしているのに「家計は正常だ」と錯覚してしまいます。その結果、気づいた時には300万円、400万円と、個人の力では取り返しがつかない金額にまで膨れ上がっているのです。
■ 雪だるま式に増える残高と、消えない元金
リボ払いの手数料(金利)は年率15%前後が一般的ですが、これは決して低いものではありません。 残高が数百万単位に膨れ上がると、毎月の支払額のほとんどが「手数料(金利)の支払い」だけに消え、肝心の元金が1円も減らないという事態に陥ります。まさに「いつまで経っても終わらない借金」のサイクルが完成してしまうのです。
■ 一人で悩まず、まずはご相談ください
今一度、ご自身の家計とカードの利用明細を見直してみてください。 もし「今の支払い状況では先が見えない」「残高がいくらあるか把握できていない」という状態でも大丈夫です!
私たちがお手伝いいたします。 ご相談は無料、初期費用もかかりません。また、ご依頼後の費用は分割払いにも対応しておりますので、現在の家計を圧迫することなく、生活の立て直しを進めることが可能です。
一歩踏み出すことで、必ず解決の道は見つかります。まずは気軽な気持ちで、私たちにご相談ください。

久米法律事務所の代表弁護士・久米修司は、長野県飯田市出身。慶應義塾大学法学部を卒業後、昭和56年に弁護士登録し、以来40年以上にわたり、債務整理や過払い金請求を中心に多くの相談者と向き合ってきました。2005年からは「ひかり法律事務所」の代表として活動し、全国対応の体制を整え、年間数千件の相談実績を重ねています。依頼者一人ひとりの状況に寄り添い、柔軟かつ丁寧な対応を心がけています。全国どこからでもご相談いただけます。
