【過払い金】借金を減らせるかも?完済した方も対象です

「もう返し終わったから関係ない」と思っていませんか?
実は、完済済みの借金にも**“過払い金”が発生していた可能性があります。
これは、利息を「払いすぎていた」場合に、貸金業者へ
お金を返してもらえる制度**です。
時効のある権利ですので、「あとでゆっくり」は危険です。
まずは正しい知識から、そっと始めてみませんか?


■過払い金とは?払いすぎた利息のお話

「過払い金」とは、貸金業者に本来払う必要のなかった利息を、長年の返済の中で余分に支払ってしまっていた状態を指します。

これは特に、2007年以前に借金をしていた方に多く見られます。
かつて、消費者金融やクレジット会社は、法定金利(15〜20%)を超える利息で貸し付けを行っていました。

たとえば、年利29.2%で借りていた時期があった方――
その利息の一部は、法律上、支払う必要がなかったのです。

そして、払いすぎていた分は**「取り戻せる」権利**があります。
これが「過払い金返還請求」です。


■完済していても請求できる?

よくある誤解のひとつに
「もう完済したから関係ない」というものがあります。

でも、完済していても請求できるケースは多くあります。
むしろ、完済しているからこそ、すでに“余分に支払い済み”になっており、
まとまった金額の返還が受けられる可能性もあります。

ただし、注意点があります。
**過払い金の請求には、時効(原則10年)**があるということです。
最後の取引(返済または借入)から10年が経過すると、
返還請求ができなくなる可能性があるのです。


■どの業者が対象なの?

過去に以下のような貸金業者から借り入れをしていた方は、
過払い金が発生している可能性が高いです:

  • 消費者金融(プロミス、アコム、レイク、アイフルなど)
  • クレジット会社のキャッシング枠(オリコ、セゾン、JCBなど)

特に、2007年以前に借り入れをしていた方は、
利率が高かった時代に該当するため要注意です。

また、すでに会社が倒産していても、一定の条件を満たせば請求できる場合もあります。
「もう会社がないから無理」とは限りません。
詳細は、弁護士に相談することをおすすめします。


■過払い金請求のメリット

過払い金を請求することで、
借金が減額されたり、帳消しになったり、現金で戻ってくる可能性があります。

【例:借金が残っている場合】

過払い金で残高を相殺できることがあります。
→ 結果的に「借金がゼロになる」ケースもあります。

【例:完済している場合】

完済後の過払い金は、「現金で返ってくる」ケースがあります。
→ 返還されたお金を、生活費や貯蓄、再スタートの資金に使うことができます。


■過払い金請求の注意点

ただし、以下の点にはご注意ください。

  • 時効に注意(原則10年)
    過払い金は永遠に請求できるものではありません。
    「最後の取引」から10年が経過していると、権利が消滅する可能性があります。
  • 信用情報への影響は基本なし
    過払い金請求だけでは、いわゆるブラックリストには載りません。
    ただし、借金が残っている場合に、同時に債務整理を行うと影響が出る場合があります。
  • 請求先が合併や倒産している場合
    貸金業者がすでに倒産している場合は、請求先が変わることもあります。
    その調査や手続も含めて、弁護士が対応いたします。

■専門家に相談するメリット

過払い金の請求は、ご自身でも可能ではありますが、
取引履歴の取り寄せや利息計算、交渉など、かなり煩雑な作業が必要です。

また、貸金業者によっては
「裁判を起こさなければ満額払わない」
といった対応をしてくるケースもあります。

その点、弁護士に依頼すれば、全ての手続きを一任することができます。

  • 過払い金があるかの調査(無料の場合が多い)
  • 取引履歴の取得と利息再計算
  • 交渉や訴訟対応
  • 回収額の最大化

特に、「もう終わった借金」についても対象になるという事実は、
あまり知られておらず、非常にもったいないのです。


■まとめ:知らないと損するお金がある

過払い金返還請求は、
「借金をした人を救済する」ために生まれた制度です。

  • 借金がある人
  • 借金を完済した人
  • 昔の借金がずっと気になっている人

どんな方でも、一度は専門家に確認してみる価値があります。
数十万円、時には百万円を超える返還があるケースもあるのです。

今すぐできる第一歩は、「相談すること」。
そして、時効が来る前に行動すること。

その一歩が、あなたの未来を明るく照らすはずです。


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